第47回名作コンテスト入賞作品
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第47回土佐さんごまつり名作コンテスト入賞作品
第47回 土佐さんごまつり名作コンテストは、
コロナ禍の影響によりWEB開催となりました。
審査員
下山郁夫
■1954年 高知市生まれ
■高知県美術家協会理事
■高知市展 代表委員長
■ 同 絵画部部長
■高知市文化プラザ活性化計画策定委員
■高知市文化振興ビジョン策定委員
■中・高等学校美術教員を経て
■現在、TOSA・美術アカデミー主宰
筒井孝枝
■1962年 北海道旭川生まれ
■東京杉野ドレスメーカー学院デザインアート科卒業
■婦人服企画・パタンナーを経て高知に帰郷
■高知国際版画トリエンナーレ・高知県美術展覧会などに出展。
■2021年、高知美術展覧会グラフィック部門県展特選。
■個展・グループ展を中心に活動現在、高知版画協会事務局
審査員より一言
桃珊瑚の上下を反転、頭頂部にメインとなる赤鯉を配し、力強いアングルが功を奏していた。下部より上部に移行しながら左右のバランスに問題なく、滾々と流れる水流に昇鯉を見た。通常この形態の珊瑚の場合、龍を題材とすることとなるが敢えて難題を課し、未知の領域を探索、指標としたことに大いなる拍手を送りたい。熟練は美を表現するのだが一方で挑戦は難しくなる。この表裏一体の密接な部分を果敢に攻めたことで、高知県知事賞が決まった。波濤を思わせる黒檀の台座も秀逸である。