第50回名作コンテスト入賞作品

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第50回土佐さんごまつり名作コンテスト入賞作品

第50回 土佐さんごまつり名作コンテストはWEB開催に加え、
3月5日〜7日のオーテピア高知みらい科学館での展示開催となっております。

第50回 土佐さんごまつり名作コンテストですが、個性的で芸術性の高い66作品が出品されました。2026年1月29日に高知ぢばさんセンターの審査会場にて厳選な審査の結果、14作品に高知県知事賞をはじめとする各賞を決定しました。

審査員

下山郁夫

■1954年 高知市生まれ
■高知県美術家協会理事
■高知市展 代表委員長
■  同  絵画部部長
■高知市文化プラザ活性化計画策定委員
■高知市文化振興ビジョン策定委員
■中・高等学校美術教員を経て
■現在、TOSA・美術アカデミー主宰

筒井孝枝

■1962年 北海道旭川生まれ
■東京杉野ドレスメーカー学院デザインアート科卒業
■婦人服企画・パタンナーを経て高知に帰郷
■高知国際版画トリエンナーレ・高知県美術展覧会などに出展。
■2021年、高知美術展覧会グラフィック部門県展特選。
■個展・グループ展を中心に活動現在、高知版画協会事務局

立体・平面彫刻の部

宝飾の部

インコンプリート・フラワーオブライフ

高知県知事賞

作者:谷内克臣 使用素材:ミッド珊瑚・K18

審査員より一言

大きなミッド珊瑚を彫刻したペンダントトップだ。熟練した職人による精巧な彫刻が施されている。なぜ、そこに大きな穴を開けてワイヤーを通したのか、不思議に感じた。この神秘的な模様は「フラワーオブライフ」。宇宙のサイクルを表す、神聖幾何学模様のひとつだ。まるで花びらのようにも見えるこの模様は、均等に配置された円が重なり合うことで生まれる。文献では、19個の小さな円と外側を囲む大きな二重の円で構成され、円の中心から生命が誕生し成長、再生へと続く無限のサイクルが隠されている、とあった。タイトルの「インコンプリート・フラワーオブライフ」とは、円が全て描かれていない完璧ではない、がこれから実っていく可能性を秘めた状態だとゆう。この球体を思い切ってくり抜き、ゴールドとシルバーのワイヤーを二本、らせん状に絡ませ通すことで、作者の伝えたい思いとその意味が理解できた。そして、二本の異なるワイヤーは相乗効果でミッド珊瑚の控えめな淡い色を華やかに見せる効果もある。黒いドレスにも繊細なドレスにもピタリと決まりそうだ。魔除けや開運効果ももたらすと言われている「フラワーオブライフ」、私も身につけてみたいと思った。